
ミラノの中心部にあり、語学学校や大学も多いため常に人が多いエリアに位置するCADORNA駅。
赤、緑の二色のみのこのインパクトある駅はまさにこのカドルナの地区を表しているかのように思えます。そして、この駅の付近でもう一つ目を引くものがあります。
それは、この記事の一番上の写真にある、片方分のお箸にとても派手なループが巻きついているかのようなオブジェクト!
最初、これが一体なんなのかわかりませんでした。意味すらあるのかどうかも疑わしく、誰にも聞かずじまいにしていました。
しかし、とうとう先日、ミラノ在住30年の学校の先生に尋ねました。すると、こんな答えが返ってきました。
このオブジェクトはファッションの街"ミラノ"を表しており、私が片方分のお箸と訳した、空に伸びるシルバーの棒は"縫い針"を表しており、それに巻きつくカラフルなチューブ状の物は"糸"なのだと。
そして、"糸"の"赤"、"緑"、"黄色"は電車の線の色を表しているのだとか!
なるほど!これで謎が解けました。
今や、DUOMOと並んでミラノのシンボルになりつつあるこの目に残るオブジェクト、観光地としても有名なスフォルツェスコ城やミラノ・トリエンナーレも近いですので、是非、ミラノ観光の際に訪れてはいかがでしょうか?