ミラノの夏は人生で一番痒い夏


ミラノは今日も35度越えの猛暑。日差しも日本にいるよりも強く、学校への30分ほどの通学を繰り返すだけで、海に行ったかのようにすっかり真っ黒です。
日差しだけでなく、ミラノは蚊が多く、蚊対策をしているにも関わらず、人生で一番蚊に噛まれた夏です。
というのも、ミラノは大阪、ベネチアのように町中に川が流れる水の都市なのです。
そのため、アペリティーボで有名なナビッリ川周辺は、ナビッリという言葉を聞くとイタリア人は顔を歪めるほど、蚊に襲われる地区になっています。

イタリアでメジャーな蚊よけスプレーは"Autan"(アウタン:上記写真右上)と呼ばれるものが主流のようで、キッコウマン=醤油という意味で使われているのと同じく、アウタンだけでイタリアでは、虫除けスプレーや虫刺され薬として通じます。
そして、日本でもおなじみのベープも売っています。(700円程)
また、もう一つ虫刺され薬でメジャーなのがこの"PREP"(プレップ)という薬。
イタリアには大瓶で置いているご家庭が多く、私も友人のイタリア人ご家族から小瓶に分けてもらいました。(写真右下)とてもパッケージが派手です。
(https://www.pinalli.it/prep_the-original-formula-crema-dermoprotettiva_035033002_dettaglio)


もう一つ、イタリアの蚊について言えることは、遅い!ということです。
日本にいる蚊に比べると、飛ぶ速度がとても遅いため、すぐに手で叩けてしまいます。
お腹が満腹になるまで血を 吸わないと気が済まないようです。そして、手で避けても避けてもつきまとってきます。
これは、まさに、食いしん坊なイタリア人の国民性と同じ!虫までもその国に暮らす人のメンタリティーに寄ってしまうのですね。
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